ルアーでアジを狙う釣り、それがアジングです。
釣りの初心者でも手軽に始められることなどから、ルアーフィッシングの中でも人気を集める釣りのひとつですね。
しかし、アジングを始めてはみたものの、なかなか釣れないしどのようなアクションでアジを誘えば良いのか分からない…なんてことはありませんか?
誰でも手軽に始められるアジングですが、同じくアジを狙うサビキ釣りなどに比べると難易度が高く、釣るための技術が必要となるのが難点ですね。
そこでこの記事では、少しでも釣果アップを目指すために、アジングの基本的なルアーアクションや釣るためのコツなどを紹介しているので参考にしてみてください。
サビキ釣りに興味のある方は、こちらの記事もおすすめです。
アジングの基本的なアクション!
アジングのルアーアクションにも様々な種類があるかと思いますが、基本はリフト&フォールです。
リフト&フォールとは、2~3回ほど軽くロッドを上下にシャクってルアーにアクションを起こし、その後動きを止めてルアーをフォール(落とす)して魚を誘うテクニックです。
ルアーを浮き沈みさせることによって、広い範囲でアジを寄せつつ、フォールするときにアジが喰い付きやすい効果も発生します。
2種類のリフト&フォールを使い分けよう
リフト&フォールにも、シャクリやフォールの時間を調整して、大きくアクションする方法と、小さくて静かにアクションする方法の2種類あります。
基本的には、昼間やマズメ時など魚の活性が高い時は、大きなアクションでルアーを目立たせて誘い、逆に、夜や潮の流れが悪く魚の活性が低い時などは、小さなアクションで誘うと効果的です。
なので、状況に応じて使い分けてみましょう。
アジングのコツをつかんで釣果アップ
上記では、基本的なアクションについて紹介しましたが、いくらアクションが上手くても魚のいないところで誘っていては意味がありません。
アジングで釣果を上げるコツは、いかにして魚がいるレンジを探れるのかがポイントになってきます。
まずは、0.8g程度のジグヘッドをパイロットにしてレンジを探ってみることをおすすめします。
カウントダウンの基準作り
ルアーを投げて着水後、狙うレンジまで落とし込むためにカウントを入れます。
レンジとは魚のいる層のことで、大きく分けると『表層』『中層』『底層』の3つに分かれますが、カウントを入れることでさらに細かいレンジを探れます。
カウントする際のポイントは、着水時を1とカウントし、カウントを続けながらリールを巻いて糸のたるみを取り、それからベールを起こして糸を送って目標のレンジに到達させ、ベールを起こすと直ぐにロッドからジグ単の重さが伝わる状態を作るのがコツです。
カウントは、、5→10→15…と上の水深から探っていくと効率的ですので、反応や変化があった水深を集中的に探ってみましょう。
ちなみに、カウントの方法は1秒につき1カウントという正確性は必要ではありません。
自分の中の基準でカウントすれば良いですが、遅いよりはやや速めにカウントした方が、細かいレンジを探りやすいのでおすすめです。
レンジキープのコツ
レンジキープのコツは、ルアーが着水後、扇状に沈んでいくルアーのスピードに対して同じようにロッドをゆっくりと起こすことによってルアーを水平に動かすことができます。
ロッドを起こしきったらリールを巻いてアクションを入れ、同じように繰り返してレンジをキープしましょう。
レンジキープする際に、水平ではなく多少ルアーが浮いてきても問題ありませんので、同様にカウント(水深)だけを変えてアタリのあるレンジを探ってみましょう。
ちなみに、軽いジグヘッドでも遠くのポイントへキャストできるSキャリーを使用した場合も、同様の方法でレンジキープすることができます。
注意点として、カウントは正確でも、風などの影響によりルアーが浮いてレンジがズレてしまうことがあります。
その場合は、カウントダウンの効果が薄れてしまうので、一度仕掛けを回収して再投入したり、風の影響が強いようであれば、ジグヘッドの重さをおもくしたりして対応してみましょう。
アジングアクションの参考動画
再生時間:15:08
アジングのアクションについて、参考にしてみてほしいおすすめの動画を貼っておきます。